お子さんのために家庭教師をお願いすることを考えたことがある、というご家庭ってけっこう多い気がします。だいたいは塾と家庭教師の2択になるんでしょうかね。どっちにもメリットがあるし、子どもとの相性もあるのでどちらかが正解ってことでもないですが、より子どものためになる方を選べたらいいですよね。
ただ、どっちにしても料金が高い!って思っておられる方も多いはず。もちろん子どもの将来のためには投資してあげたいという気持ちをみんな持っているはずですが、それにしても高いですね。。
例えば家庭教師の場合、週1回60分〜120分の授業をお願いして月に4〜5回の指導だとしても、授業料や家庭教師の会社への月額料などで最低でも2万近くはかかるんじゃないでしょうか。もし教材をセットで買ったりしている場合、それの分割払いなども上乗せになってもう少しかかる計算ですね。
掲示板などを利用して個人契約をするという方法もありますが、個人的にはそこまで大差はないかなと思います。
毎年あることですが、高校受験の直前の12月とか1月くらいに駆け込みで家庭教師をつけるのはすごくもったいないです。そこから毎日家庭教師に来てもらえるなら良いかもしれませんが…ただし半端なくお金はかかるし現実的にそんなフリーで動ける家庭教師はいないですね。もしその時期にそこまで動ける家庭教師なら、実力や人気がないってことになるのでどっちにしてもお金と時間を無駄にしてしまうことになります。
この時期にあと少し点数を伸ばしたいなら、学校で休み時間や放課後に先生に聞くか、特に点を伸ばしたい教科や単元の参考書とか問題集を買ってひたすら解いたほうがよっぽど効果があります。
問題集は短期で取り組むなら、国語・英語・社会は量をこなすこと、数学と理科は問題の量よりも解説の詳しさを重視した方が良きです。特に理系科目の場合は短期間にたくさんの量の問題を解いて力がついた気になっただけ、実際にはやり方を理解できておらず試験本番の初見の問題には対応できない、という悲しい結果になる可能性が高いので。
ちなみに、もし高校受験に向けて家庭教師を利用するなら、どんなに遅くても3年生の夏休みが始まるまでには契約しておいたほうがいいです。
ただ個人的な理想を言えば、もし小学校までの成績で不安があるとか、難関校を本気で目指したいのであれば、中学1年になった時から家庭教師を始まるのがベストです。早い子は1学期の途中、5月の終わり頃から勉強についていけなくなります。そのあたりから問題の難易度や授業のボリュームが上がってくるからです。でもその結果がはっきり見えてくるのは1学期の期末テストあたりなので、その時点で2ヶ月分くらいの遅れがすでにある状態です。もしそれを夏休みに取り返せないと、そのあとはどんどんと置いていかれてしまいます。慌てて冬休みとかに家庭教師つけたとしても、週1回とかの授業では遅れている部分を全部を理解して取り戻すのはかなり厳しくなります。そうこうしているうちに2年生でさらに授業が難しくなりモチベーションも下がり…3年になる頃には何から手をつけたらいいかもわからない状態、、あっという間に受験になってしまいます。
ということで、契約するなら早めの方が家庭教師のメリットを活かせます。ただその分お金もかかるので、どこでどんな先生と契約するかは慎重に。。